高齢出産に挑む前に知っておくべきこと

出生前診断で先天性異常を察知する

 

高齢出産をする人は、出生前診断をしている事が多いようです。出生前診断というのは、染色体異常や先天性の病が胎児に隠れていないかどうかを、妊娠初期に確認することが出来る検査です。

 

賛否両論ある検査なのですが、この検査を受けてから、実際に胎児に障害があることが分かった人もいますし、それでも産む人もいれば、産まない決意をする人もいます。このように、とてもデリケートな検査なので、受けるかどうかは夫婦間でしっかり話あってから行うように勧めています。

 

検査の内容

 

羊水検査

羊水に含まれている胎児の皮膚細胞を採取して、染色体異常と先天性の病気があるかどうかを調べていきます。妊娠16週ごろに行う事が出来る検査で、およそ3週間で検査結果が分かるようになっています。羊水検査の相場はおよそ10万円です(病院によって多少異なる金額です)

 

検査時間はおよそ10分程度ですが、羊水検査をしたことによって流産する可能性が、0.3%あると言われていますので、よく考えて検査に臨みましょう。

 

この検査では、染色体異常の確認ができますが、染色体というのはどのようなものかといいますと、46本ある染色体は2本1組という状態が正常です。この本数や状態に異常があるかどうかを確認するのですが、染色体21番目が1本多い状態というのが、ダウン症です。

 

母体血清マーカーテスト

血液中のホルモン、タンパク質を調べて胎児に異常があるかどうか確認する検査です。妊娠16〜18週頃に行う事が出来る検査で、検査の相場は2〜3万円になります。異常を予測することが可能ですが、染色体異常が出やすい高齢出産の人はあまり向いていない検査です。

 

超音波検査

経腟超音波で胎児のNTと呼ばれる部位をチェックする検査になります。妊娠9〜11週頃に行うもので、胎児の首の後ろの厚みを測り、染色体異常があると言われる基準の厚みがあると、リスクが高くなるという事が分かる検査です。

 

しかし確実性は今のところハッキリとしていない所がありますので、確実に異常があるという事は言えないと考えられています。